Live CD を作る

注:実際に試される際にはやりなおしのできる CD-RW で試されることをおすすめします。また BeOS R5 (Pro Editon または Personal Edition)上での作業となりますので、あらかじめ BeOS R5 が動作する環境を準備しておいてください。

LiveCD に書き込む Haiku ボリュームを準備する

まず LiveCD に書き込みたい Haiku ボリュームを準備します。
ダウンロードからゲットした最新のイメージか、ビルドした Haiku を元にして /Haiku にマウントしてください。
HDD にパーティションを準備した方が起動確認もできて良いと思います。

お好みで、不要なファイル(例えば、起動を妨げるようなデバイスドライバなど)を消しておいたり、使いたいアプリケーションなどをコピーしておきましょう。
また CD は遅いので、/Haiku/beos/system/boot/Bootscript から、不要なサーバを起動しないようにしたり Netscript を書いておいて、すぐにネットワークを使用できるようにしたりするのも良いです。

LiveCD 用の BFS イメージを作る

dd を使って BFS イメージを格納するファイルを作ります。

$ dd if=/dev/zero of=haiku.image bs=2k count=100k
102400+0 records in
102400+0 records out
$ sync

この場合、haiku.image というファイル名でイメージを格納するファイルを作ります。bs=2k はブロックサイズ(2048)、count はボリュームのサイズ(bs × count)となります。この場合は 200MB になりますが、CD に収まる範囲内まで大きく出来ます。
ブロックサイズは 1024、2048、4096 から選べますが、1024 だと遅いし、4096 だと不安定(主に BeOS 側の問題ですが・・・)なので真ん中をとって 2048 が無難と思われます。
終わったら sync して確実に書き込みを完了させます。

次に、mkbfs を使って haiku.image を BFS ファイルシステムにします。

$ mkbfs 2048 haiku.image Haiku
Unable to get BIOS drive id. Assuming 0x80.
BFS w/2048 byte blocks successfully created on haiku.image as Haiku


(中略)


log sem 22075 cur_log_end 0 cur_lh 0x80090f38 active_lh 0
completed log entries @ 0x0 tmp blocks @ 0x80041768 tmp b. sem 22073

第1パラメータの 2048 はブロックサイズです。dd で指定した bs と同じブロックサイズにしてください。第3パラメータはボリューム名です。

うまくいったら、次のように /LiveCD を作ってそこにマウントします。

$ mkdir /LiveCD
$ mount haiku.image /LiveCD

/Haiku から /LiveCD に全ファイルをコピーしてください。sync も忘れずに。
/Haiku はアンマウントしてもいいですが、まだ /LiveCD は起動フロッピーのイメージ作成に使うのでアンマウントしないでください。

ブートフロッピーのイメージを作る

ブータブル CD を作るためには、起動フロッピーのイメージが必要となります。
フロッピーイメージを作るには複雑な作業が伴いますが、Haiku ソースにはフロッピーイメージを作る makehaikufloppy がありますのでこれを使います。

$ mkdir ./tmp
$ makehaikufloppy -cd -base /LiveCD -image ./tmp/bootflp.image
Creating boot image...


(中略)


Done!

./tmp/bootflp.image が約1.4MBのサイズで出来ていれば成功です。
次に mkhybrid を使って CD に書き込める形式にします。

$ mkhybrid -b bootflp.image -c boot.catalog -a -r -J -V Haikuboot -o bootcd.image ./tmp
Size of boot image is 2880 sectors -> Emulating a 1.44 meg floppy
Total translation table size: 0
Total rockridge attributes bytes: 338
Total directory bytes: 0
Path table size(bytes): 10
Max brk space used 34000
752 extents written (1 Mb)

これで bootcd.image というファイルが出来れば成功です。
/LiveCD をアンマウントしてください。

$ unmount /LiveCD

書き込む

基本的には、bootcd.image、haiku.image の順番にトラックイメージとして書き込みます。
BeOS で cdrecord を使うなら、

$ cdrecord dev=1,0,0 -data bootcd.image haiku.image

とします。(dev は CD-R ドライブの接続先により変化します)
Windows 等の書き込みソフトを使う場合は、ISO9660 以外は受け付けないガンコなソフトがありますので注意してください。

起動してみる

あとは書き込んだ CD-R をセットして再起動させるだけです。BIOS の設定もお忘れなく。
CD 起動には、ハングアップしたのかと勘違いしてしまうくらい、ものすごく時間がかかります。気長に待ちましょう。


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Last-modified: 2007-11-24 (土) 20:02:40 (1018d)